会長就任のご挨拶
この度、京滋会会長に就任致しました長谷川です。
微力ではありますが京滋会の発展と活性化のために、一生懸命努力する所存ですので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今思い起こしますと、幹事を7年務めその後、高津、平居、堀村歴代会長のご指導の下に3期6年間副会長を務めさせて頂きました。それぞれの会長のご見識の高さには及びませんが、私なりに13年間の会務経験を京滋会運営に活かすことができればと思い会長に立候補した次第です。
私が会長就任するに際しましては、多くの方からご支援やご声援を頂きましたが、同時に厳しいご指摘も頂戴致しました。皆様からのご意見を真摯な気持ちで受け止め、これから目指す方向性については、少しでも多くの方にご理解頂けますよう努力する所存です。ニュートラルな気持ちで会務に臨みますのでご協力の程宜しくお願い申し上げます。
私が公認会計士になりたての頃は社会的なステイタスも高く、資本主義経済の発展に欠かすことのできない番人として監査業務は花形でした。時は一転して、一連の企業不祥事が発覚するやいなや、公認会計士の威信は地に落ち、社会全体から総攻撃の的となっております。監査制度全体への批判は監査法人存続にまで及ぶ問題になってきており、抜本的な改革が迫られております。本部理事会では監査業務の信頼性回復に向けての議論で終始しています。協会本部は自主規制団体として自己改革に積極的に取り組んでいるところです。現在の協会の課題としては、下記の点を挙げています。
(1)協会組織ガバナンス改革の実行
昨年の定期総会で承認された会則規則に則り、速やかに改革実行。
新しい選挙制度に基づく人事制度・本支部体制・事務局体制の確立。
(2)上場会社監査事務所の登録制度の導入と倫理規制の大幅改正
登録制度については、19年4月より導入。
CPE における独立性を含む職業倫理研修の充実と違反者に対する綱紀委員会による的確且つ迅速な処分。
(3)公認会計士法の再改正
監査法人への刑事罰の適用や監査人への登録更新等厳しい施策。
自己改革の第一歩として会員個人の倫理観の向上と監査事務所の品質管理の徹底は言うまでもないことです。京滋会としても協会本部の提唱に対応できるように、研修等で研鑽をつむ必要性を感じています。
一方、京滋会の現状としては、会員及び準会員の数は順調に増加しております。特徴としては、監査法人所属以外の個人開業の会計士が多数を占めていることです。監査業務中心と税務業務中心の会計士が混在する中で会員全員の関心を集めることは困難ではありますが、副会長の意見も聞きながら、最大公約数の会員にとって利点となる道を模索していくつもりです。
従来の京滋会活動方針を引き継ぎながら、下記の項目には特に重点的に取り組む方針でおります。
(1)経営委員会の活性化
1.「企業価値評価ガイドライン」(経営研究調査会研究報告第32号)
企業評価の研究会を発足する。
2.「企業再編と再生」
研究会を継続して行う。
(2)会員の業務拡大
1.「地方公共団体等の公会計導入」に向けて、研修と業務受託に向けて組織的に取り組む。
2.業務充実部
弁護士会等とのパイプを強化し、共同研究会を催し、業務の共同受託を目指す。
3.商工会議所・地方公共団体等の行政とのパイプを強化
会計・監査・経営のニーズを掘り起こす。
(3)後進の育成
情報交換や研究活動を通して若手会計士に協会活動への参加を呼びかける。
(4)平成19年10月開催『第17回アジア太平洋会計士会議(CAPA大阪大会)』に京滋会から多数参加を募り、大会を成功させる。
(5)平成20年の京滋会40周年に向けて企画立案する。
今期から任期が3年となり、ご負担をお掛けしますが、高橋一浩、土江田雅史、深井和巳の三副会長及び幹事22名の先生方に助けて頂きながら、京滋会の運営に専念致します。
幹事には新任の先生も多く、フレッシュな気持ちでご提言頂けることを期待しております。至らぬところも多いとは思いますが、全員力を合わせて京滋会の発展に尽力致しますので、ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
以上